1979-03-26 第87回国会 参議院 予算委員会 第15号
それから岸元総理一行の顔ぶれといたしましては、岸元総理夫妻、それから令嬢、それから笹山忠夫アラスカパルプ社長、それから林一夫帝国石油社長及び松根宗一同社顧問を記憶するだけである。岸元総理の一行の宿泊先はオリンピックホテルだったと思う。それからシアトルでは日米協会の歓迎レセプション及び総領事公邸での夕食会以外、特に便宜供与をした記憶はない、こういうことでございました。
それから岸元総理一行の顔ぶれといたしましては、岸元総理夫妻、それから令嬢、それから笹山忠夫アラスカパルプ社長、それから林一夫帝国石油社長及び松根宗一同社顧問を記憶するだけである。岸元総理の一行の宿泊先はオリンピックホテルだったと思う。それからシアトルでは日米協会の歓迎レセプション及び総領事公邸での夕食会以外、特に便宜供与をした記憶はない、こういうことでございました。
○矢田部理君 法務省のお話を承っておりますと、グラマン等の疑惑調査に関連して、あるいは福田前総理の告訴に関連をして、海部メモにかかわる事実等についても捜査の対象にしているということでありますが、私どもの調査によりますと、岸元首相一行——一行といいますのは、岸元首相御夫妻、令嬢安倍洋子氏——安倍晋太郎夫人だと思われますが、秘書貫田氏など、あるいは帝国石油やアラスカパルプの社長その他の幹部など同行して、
同社の工場排水がメナム川流域の水田に流出して公害が引き起こされているという問題から、生産を落とすようにというタイ政府の要望が出てきたというふうな問題もありましたし、あるいはインドネシアでも日商岩井、丸善石油、大協石油などが計画しておる石油精製基地についても、これはもう一昨年になりますけれども、公害輸出については警戒しなければならないというふうな報道がなされたりしておりましたし、またアラスカでもアラスカパルプ
さて、私のきょうの本題でありますところのアラスカパルプ株式会社に対する日本輸出入銀行の融資につきましてお伺いしたいわけでありますが、まず、この日本輸出入銀行の海外投資に関します貸し付けにつきましては、これは当然のことながら、きわめて債務の返済の確実性の高いもの、そうしたところに輸銀は今日まで融資をしてきたようであります。したがって、その回収も非常に確実性が高い。これは当然のことでしょう。
○坂井委員 御説明がございましたが、このアラスカパルプ株式会社につきましては、アメリカのアラスカ州における国有林、これの払い下げをまず受けるということでもって閣議了解までなさっていらっしゃるようでありますね。簡単に、閣議了解は一体いつで、どんな内容であったか御説明いただきたいと思います。
○坂井委員 それではお答えいただきたいと思いますが、このアラスカパルプ株式会社に対する貸し付け額、これをひとつ年月別に御説明いただきたいと思います。
○森下政府委員 海外からのパルプの輸入につきましては、実はアラスカパルプが長い歴史を持ってやっておりますけれども、ほとんど原木代はただ同様安く手に入れたようにわれわれは聞いております。
米材は三菱商事、日綿実業、日商岩井、丸紅、三井物産、住友林業、安宅産業、トーメン、新旭川、伊藤忠、住友商事、山陽国策パルプ、兼松江商、アラスカパルプ、阪和興業、こういう十五社によって八〇%以上買い占められておる。それから、南洋材、ラワンは、同じような業者によって、この十五社によって八〇%以上買い占めがなされております。
○多田省吾君 最後に、輸銀の問題でお尋ねしたいのですけれども、日本アラスカパルプに対して、返済期間がほとんど過ぎている約二百億円にのぼる借金を利子たな上げにした上に、今後二十年以上の超長期間で支払えばいいというような型破りの超サービスを決定したと伝えられておりますけれども、この具体的内容を御説明いただきたい。
○参考人(澄田智君) アラスカパルプにつきましては、近年化繊用のパルプの需給が非常に低迷をしておる。それから米国におきます労務費が高騰しているというようなことが相まちまして、業績不振を続けてきておったわけでございますが、それに加えましてアメリカのアラスカ州の公害規制というものが強化をいたされまして、四十二億円という新たな公害投資をしなければならない。
○多田省吾君 大蔵当局にお尋ねしたいのですが、いまの御説明で、輸銀の今度の措置によって軽減されるアラスカパルプの負担軽減額というものはどの程度だと大蔵当局では試算なさっているのですか。
それからアラスカパルプの問題につきましては、これは針葉樹が日本にない、これがなくてはたいへんだということで事業をやるということで始めたわけでございますけれども、その後、向こうからは、要するにいわゆる素材のまま持ってくるということができなくなりまして、材木にして持ってこなければならないというような問題も起こりましたし、それからして、また、人絹のほうにいたしましても、針葉樹でなくて広葉樹を使ってもよろしいと
○成瀬幡治君 もう一度輸銀のほうへお聞きしたいのですが、相当前のときには、アラスカパルプの問題があったり、それからブラジルの問題等、いろいろとあって、なかなか苦労された点もあると思いますが、いま輸銀としてそういうような問題点はございませんですか。スカルノのインドネシアの問題が一番大きな問題でしょうか。
そういったことからいたしますと、スフというものの置かれている繊維業界における地位からいたしましても、もうそろそろこの辺でつくることをやめてもいい段階に来ているのではないだろうか、積極的に海外へ持っていって原料をつくってもらう、日本もアラスカパルプというような、かつて三大投資といわれた大投資をやっているわけでありますから、そういったところで積極的につくってもらうような方向に積極的に指導していったほうがいいのではないかという
それからアラスカ州は、これはもう御承知のとおりでございますが、わが国にとりましては森林資源、これはまあ非常な資源としてすでにアラスカ・パルプ会社も相当の業績をあげております。
それから最後に、アラスカのほうにアラスカパルプ株式会社というものがございまして、これは七十億ほど借りておりますが、これは開発銀行から借りておるわけでございまして、大体、パルプ十九万トン、製材六十万トンというような形で開発をやっております。 以上が、大体現在の状況でございます。
そのかわり、それだけ市中銀行から借りておる分は市中銀行へ必ず返しなさい、それを持ってこなければ貸さぬというふうなやり方で、ある程度輸出入銀行というものが——プラント輸出の融資、あるいは海外でのアラビア石油にしましても、アラスカ・パルプにしましても、確かに輸銀に非常に助けていただいたのであの事業はやっと芽をふいたことは事実なんです。
○二宮文造君 そうしますと、先ほどのミナスの関係といい、それから、いまお伺いしましたアラスカパルプといい、現状としては、企業採算をよくしていく見込みはないと、おそらく、設備を拡張し、あるいは増資をもって設備を拡張し、そして企業自体から考えてみますと、採算を有利にしていくよりほかにないと思うのですが、その場合に、政府のいままですでに輸出入銀行としても、ミナスの場合は、出資金の貸し付け等々で約三百七、八十億円
先ほど申し上げましたアラスカパルプに二百億、ボルネオ石油に六十億、その他ウジミナス製鉄それからアラビア石油、こういう地域にいずれも何百億という金がいっていますね。そんな関係で、一体これはこんな国民の血税をたくさん使って、仕事をやっているのかいないのか、実際ほんとうのところわからないのです。国民もまた、そんなところへたくさんそんな金が出ているなんということを知らずにいるのですよ。
したがいまして、アラスカパルプにしても、またウジミナスにいたしましても、その土地の産業の開発もいたしますが、同時に、わが国の産業にこれが非常な功績といいますか、わが国の産業を発達さす上におきまして役立っておる、かようなものであります。それらの詳細につきましては、またお尋ねによりましてお答えさせます。
次に、三十八年度の決算を上げるにあたりまして、本来ならば、当決算委員会が現地に出向いて調査をして来べき筋合いのものでありますが、残念でありますけれども、予算等を勘案して、決算委員会が出動して調査できないので、この機会に方針を伺っておきますが、たとえば、アラスカパルプ、あるいはスマトラ油田、あるいは南米のウジミナスの鉄鉱、それからボルネオ油田、こういうところには、いずれも、アラスカパルプ二百億、あるいは
ですから、私はだいぶ前――いまは解消しているようでありますけれども、たとえば三年ほど前だと記憶しますが、アラスカ・パルプが入ってくるようになって、そしてこれが流れるのじゃないかということで公取で二割か何かの規制をした、あくる月から紙の値段が二割上がったということを私は記憶をいたしておるわけであります。硫安も似たようなかっこうだったと思います。
○参考人(藤沢徳三郎君) それではアラスカ・パルプの現況につきまして申し上げます。御承知のとおり、アラスカ・パルプは国際的な化学繊維の需要の減退に伴いますパルプ価格の低落とか、あるいは大部分を借り入れ金に依存してまいりましたために、金利の負担が大きい、また設備費の割高といったようないろいろな原因が重なりまして、業況は従来低迷を続けておりました。
○相澤重明君 次に、輸出入銀行でアラスカ・パルプの件について報告だけ願っておきます。あとこまかい点は、三十八年度から今日までの経過と実績を資料で御提出いただきたいのですが、一応アラスカ・パルプの現況について報告願っておきます。
アラスカパルプのような場合、あるいはウジミナス製鉱でもそうだと思うのであります。
ただいままでに日本輸出入銀行が実施いたしましたアラスカ・パルプ関係の融資並びに保証は、三十九年の十月末現在についてでございますが、貸し出し金額が百四十八億八百万円、保証金額が七十二億円ということになっております。その内訳を申し上げますと、ただいま申し上げましたもののうち、三十二年の七月に八十七億円を貸し出しております。
○相澤重明君 アラスカパルプの問題について、先ほど政府から答弁があったのは、昭和三十二年の八十七億の貸し出し、今日までで合計が百四十八億八千万円余と、そうして保証が七十二億余という御説明があったわけです。操業開始はいつですか。
○説明員(森永貞一郎君) この会社は複雑な構成になっておりまして、日本にまず日本アラスカパルプ株式会社というのがございます、そのアラスカパルプという会社がアメリカに二つの子会社を持っております。一つがこれはちょっと略称ですが、ランゲル材木会社、それからもう一つはアラスカ・ランバー・アンド・パルプ・カンパニー、この二つの子会社を持っておるわけでございます。
私はその点もわかりますが、先ほど申し上げましたとおり、中小企業の圧倒的部分が食料品工業、あるいは繊維、家具木工、こういうようなところに——数日前の日本経済にもありましたが、家具木工方面に新たな大会社がどんどんと進出して、アラスカパルプまでが出てきているというような状況がございます。
さらに私が心配なのは、木更津のコンビナートにアラスカパルプが今度進出するわけです。これはパルプ自体を持ってきてしまうわけです。向こうから材料を持ってきて、それを日本でパルプにするなら、パルプにする仕事が日本に許されるからまだいいけれども、パルプ自体を向こうから持ってくる、そして紙にして売り出すというのでしょう。こうなったらこれはたいへんです。ほんとうに笑いごとでないのですよ。